まとめ

Oracle Discoverer Tutorial


ヒント: このページを印刷すると便利です。

レッスン5に必要な時間は、約45分です。


レッスン5の概要

レッスン5は、このチュートリアルで学習したすべてのレッスンのまとめです。 各レッスンの理解度を認識したり、レッスンを復習する必要があるかどうかを確認したりするテストとしてレッスン5を活用してください。 このレッスンの各手順には、以前その作業を説明したレッスンのセクション項目へのヒントが含まれています。 このレッスン全体を学ぶ必要はありません。 不確実な作業のみを確認してください。

レッスン5では、簡単なワークシートを最初から作成し、データを分析し、ワークシートをHTMLにエクスポートします。

 


データベースへの接続

  1. Discoverer管理者が提示する接続の詳細を使用して、チュートリアル用のデータベースに接続します。 ヒント
  2. 新しいワークシートをテーブルレイアウトとして作成します。 ヒント

 


必要なデータの取得

  1. 「ワークブック ウィザード」で、「vidst4ja.dis」 ビジネスエリアを選択します。 ヒント
  2. 「Video Analysis Information」フォルダから、次のアイテムを選択します。 ヒント
  3. 「Region」アイテムをページアイテムにします。 ヒント
  4. 残りのアイテムを、Calendar YearStore NameSales SUMCosts SUMの順に並べます。 ヒント
  5. 売上が4万より多いデータを絞り込む、新しい条件を作成します。 ヒント
  6. 「Store Name」アイテムのアルファベットの昇順にワークシートをソートします。 ヒント
  7. 各店舗の「Profit」(利益)を算出するユーザー定義アイテムを作成します(Sales SUMからCosts SUMを引く)。 ヒント
  8. 「利益税」を算出するユーザー定義アイテムがアクティブになっているか確認してください。 ヒント (このアイテムがない場合、8%の利益税を求めるユーザー定義アイテムを作成してください。 ヒント
  9. 「完了」をクリックし、ワークシート内のデータを表示します。
  10. テーブルをクロス集計として複製します。 ヒント
  11. ワークブックを「Summary Workbook」としてデータベースに保存します。 ヒント

 


データの分析

  1. vidst4ja.disの「クロス集計レイアウト」ワークシートを開きます。
  2. アイテム「Store Name」を上のに、アイテム「Calendar Year」を左の軸にピボットします。 ヒント
  3. アイテム「Calendar Year」(年)をドリルインし、四半期レベルの詳細を表示します。 ヒント
  4. ビデオ店の利益額を視覚的に分析できるよう、グラフにします。 ヒント
  5. 作業結果を保存します。

 


他者との結果の共有

  1. ワークシートを印刷します。 ヒント
  2. ワークシートをMicrosoft Excel形式にエクスポートします。 ヒント
  3. ワークシートをHTMLにエクスポートします。 ヒント
  4. Webブラウザを使用し、オリジナルのDiscovererワークシートをHTMLページと比較します。

 


考察

現在取り組んでいるプロジェクトで、どのようにDiscovererを利用できますか?

その場合、データベースからどのようなアイテムを選択する必要がありますか?

ワークシート上にアイテムをどのように配置しますか?

詳細情報をどの程度表示する必要がありますか?

どの種類のグラフがデータの特徴を最も表せますか?

結果を他者と共有するためにどのような形式を用いますか?


レッスン5のまとめ

これでこのチュートリアルは完了です。 Discovererを使用するにつれて、以前は考えもしなかった用途が見つかるはずです。 会社のデータベースに蓄積されたデータを使用してビジネス上の意思決定を支援することが可能になり、他者を説得できるようになります。 また、製品の使用方法について疑問がある場合には、Discovererのオンライン・ヘルプおよび各ダイアログの「ヘルプ」ボタンを使用してください。

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定義

軸: 軸アイテムは、ページアイテムと同様に、ワークシート上の特殊なアイテムです。 軸アイテムは、ワークシート上で別の位置に移動できます。 たとえば、アイテム「Department」を横の軸に移動することにより、これを行ヘディングにすることができます。 これを上の軸に移動すれば、列ヘディングにすることができます。 あるいは軸アイテムをページアイテム軸に移動することで、「Department」をページアイテムにすることができます。

 

ビジネスエリア: Discoverer管理者は、データベースのデータをビジネスエリアに配置します。 ビジネスエリアには、ユーザーが関心を抱いている分野に固有なデータが含まれています。 たとえば、管理者は「買掛金ビジネスエリア」、「販売ビジネスエリア」、および「オペレーションビジネスエリア」をすでに作成してある場合があります。 Discoverer管理者は、全社のビジネスエリアを作成し、各ビジネスエリアへのアクセス権限を付与します。


条件: 条件は一部の情報を除外するようにデータをフィルタ処理し、より扱いやすいものにします。 たとえば、利益の多い店について分析する場合には、「利益が5万ドルより多いものを表示」という条件を作成します。

 

ドリル: ドリルアイコンを使用すると、データをさらに詳細なレベルで表示できます。 たとえば、年間売上から、四半期の売上の詳細にドリルできます。 詳細すぎる場合は、再度ドリルアイコンを使用し、四半期の詳細を年別の総計に戻します。


アイテム: アイテムとは、データベースにある特定のデータの集合を表す名前です。 たとえば、データベース内のすべての部門を表示する場合は、「Department」アイテムを選択します。 ワークシート内では、アイテムは列ヘディングおよび行ヘディングとして表示されます。

 

ページアイテム: ページアイテムとは、1ページ上の全データをグループ化する特殊なアイテムのことです。 たとえば、データを1998年、1999年および2000年に分けて、別のページにグループ化できます。 ページアイテムはワークシート上で、他のすべての列ヘディングの上部に表示されます。 この特殊なアイテムは、ワークシート内に現在表示されているデータがすべてその年(たとえば2000年)のものであることを意味します。 「ページアイテム」ドロップダウンリストから別のページアイテムを選択すると、実際にはそのワークシート内でページの切替えが行われます。


ピボット: ページアイテムおよび軸アイテムの位置は、データをより有意義な方法でグループ化するために、いつでも変更できます。 ページアイテムおよび軸アイテムの位置の変更のことを、ピボットと呼びます。

 


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